北海道・勇払油ガス田浅層における原油開発の開始について
石油資源開発株式会社(JAPEX、以下「当社」)は、勇払油ガス田(北海道苫小牧市)の、現在の原油・天然ガス生産層の上位に位置する既発見未開発層である滝ノ上層(以下「浅層」)において、原油の商業生産を目指した開発作業を本年7月に開始することを決定しましたので、お知らせいたします。
当社は、2013年に浅層の北部において探鉱を実施し、原油の存在を確認するとともに、その産出テストに成功しました(*)。その後、浅層全体の埋蔵量の評価や産出した原油の性状分析を行い、その開発方法および事業としての経済性の検討を進めてきました。その結果、重質ではあるものの浅層に広く原油の賦存が期待できること、また、既存坑井の改修や遊休中の勇払プラント生産設備の転用により開発費が抑制でき、経済性が確保できる見通しが立ったことから、今回の決定にいたりました。
本年7月に開発作業に着手し、既存坑井を改修して生産井とする作業を進めるとともに、坑井元生産施設や重質油向けの処理施設の設置工事などを順次実施していきます。商業生産の開始は2019年後半を目指しており、開始当初は日量200キロリットルの原油の生産を見込んでいます。また、浅層における埋蔵量の評価を継続し、追加開発の可能性も追求していきます。
本件の2018年3月期の連結業績への影響は軽微です。また、2019年3月期以降の連結業績への影響については、都度適切に開示、反映していきます。
注) * 2013年4月11日当社公表資料「北海道での原油産出テスト成功のお知らせ」参照
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