イラクの油田開発生産プロジェクトを担当
キャリア入社後、イラク南部にあるガラフ油田の原油開発・生産プロジェクトの事業管理チームで、私はプロジェクトに参画している関連子会社の管理を担当しています。会社としての予算管理や会計に関する業務はもちろん、株主との調整や会社法に沿った総会や取締役会の運営などもやっています。また、子会社の管理にあたっては、プロジェクト自体の経済性の検討なども適宜行っています。
エネルギー業界の上流で、海外に目を向けた仕事がしたかった
もともとは石油業界で働いていました。その後転職した前職は自動車部品会社で、調達地場のサプライヤーから部品を調達する仕事をしていました。
海外とのやり取りはあったものの、逆にもっと海外に関わる仕事をしたいと次第に思うようになりました。同時に、違う業界を経験したことで、改めて石油業界で仕事をしたい、より上流での仕事をやりたいと考え、転職を決意しました。ビデオ会議で、イラク政府関係者やパートナーと会議をしたり、現地のイラク人職員と会計・税務手続きについて打合せを行ったりとイメージ通りの仕事ができている実感があります。
業務を通じて新しい知識を得て成長を実感
前に石油業界で働いていたとはいえ、現在の業務はほぼ未経験でした。財務や会計、会社運営に関する基礎知識はなかったものの、業務内容を一つひとつ理解し実践できるようになることで、自分の成長を実感できています。また、事業の経済性評価についても理解が深まり、仕事以外でも見える世界が変わっていきました。
親切な方が多く、働きやすい社風
実は石油会社で働いていた時の知人が、JAPEXにいました。その知人から入社前にいろいろ話を聞き、働きやすそうな会社だという印象を持っていました。また、自分の期待する業務に携われそうなことが決め手となり、入社を決めました。
JAPEXに入社してみて驚いたことは、周りの皆さんの仕事がとても丁寧で親切なことでした。これまでの仕事では忙しい時にはリマインドが必要だったメールの返信も、JAPEXに来てからはリマインドをしなくても返信率がほぼ100%なことには驚いています。
また、前職では工場や海外現場などとの仕事が多かったこともあり、現在のオフィス勤務とのギャップにはまだ戸惑うところもありますが、皆さんの優しさに助けられています。
いつかは海外の現場で働きたい
まずは、担当するイラク・ガラフ油田へ実際に足を運んで、現場を見てみたいです。実際に自分が担当する仕事がどのような形になっているのか、また実際に現場の方と直接つながれる業務にももっと携わっていきたいです。
また、いずれは他の海外プロジェクトの仕事もやってみたいですし、海外の現場で働きたいです。前職では海外駐在で貴重な経験ができたので、JAPEXでも自分のやりたかったエネルギー上流の海外現場で、さらに貴重な経験を積んでみたいと考えています。
エネルギー業界は今、急速かつ大きな変化が起こっています。これからは、国内外でゼロエミッション、カーボンニュートラルの動きがもっと加速すると思います。JAPEXもこの流れに対応するため、扱うエネルギーやCO2実質排出量削減といった新たなチャレンジをしようとしています。チャンスがあれば、国内だけでなく海外を含む、再生可能エネルギーやカーボンニュートラル、CO2実質排出量削減などにも仕事として取り組んでみたいです。