天然ガス地下貯蔵
JAPEXは、天然ガスの需要変動や緊急時への柔軟な対応のため、新潟県・紫雲寺ガス田で「天然ガス地下貯蔵」を実施しています。圧入した天然ガスは、必要な時に再生産し供給しています。
天然ガス地下貯蔵の流れ
天然ガスがたまっていた地下の地質構造(貯留層)は、手を加える必要がない理想的なガスタンクの役割を果たすことができます。この特性を活かして、生産した天然ガスを地下に圧入して貯蔵するのが、「天然ガス地下貯蔵」です。
天然ガスの圧入
他のガス田で生産した天然ガスは、パイプライン経由で紫雲寺ガス田に送られ、ガス田の圧入設備(コンプレッサー)で坑井に圧入します。
紫雲寺ガス田では、すでに生産が終了した坑井へ、天然ガスを圧入しています。
紫雲寺油ガス田のコンプレッサー
天然ガスの再生産
圧入した天然ガスは、そのまま地下の貯留層で保管されます。需要の増加その他で天然ガスが必要になったときは、通常のガス田同様、圧入した坑井から再生産を行います。
再生産した天然ガスは、他のガス田で生産した天然ガス同様、接続する高圧ガスパイプライン経由で供給されます。
天然ガスを圧入した坑井の地上設備(クリスマスツリー)
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