水資源
JAPEXグループは、「JAPEX HSEポリシー」で定めた「水や生物多様性等の資源の保全を推進する」という方針のもと、全拠点で水資源の使用量の把握とその低減に取り組んでいます。特に、水資源を多く使用する石油・天然ガスの開発やプラントでは、再利用による使用量低減や汚染防止対策に努めています。
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水リスク評価
当社における水資源の管理を強化するため、世界資源研究所(WRI)の水リスク評価ツール「Aqueduct」などを用いて、JAPEXグループがオペレーターとして操業している開発・生産拠点が立地する地域の水リスクの定期的な評価を、2021年度に開始しました。
2024年4月現在、水ストレスの高い当社操業拠点はありません。
再利用による使用量削減
JAPEXグループでは、開発ならびに生産操業現場で使用する水資源の再利用の促進により、使用量削減に取り組んでいます。
- 開発現場:掘削用泥水や機器冷却水を集めて再利用する循環方式の採用、集めた雨水の掘削泥水への利用
- 国内生産現場:生産鉱場やプラントの処理施設の冷却水、天然ガスの不純物除去処理やボイラー水、LNGの気化などさまざまな用途で利用する水資源の再利用
排水処理
JAPEXグループでは、事業活動で使用した水資源を適切に処理しています。下水として排水するほか、石油・天然ガスの生産操業時に使用した水や地下から生じる坑水は、地下圧入還元、もしくは法令で定められた排水基準を満たすよう浄化したうえで、公共水域に放流しています。
岩船沖プラットフォームにおける対応
現在国内で唯一操業中の海洋油ガス田生産設備である、新潟県・岩船沖プラットフォームでは、操業などで使用した水資源の処理を、細心の注意を払いながら実施しています。
- 油分混入の可能性のある排水はすべてサンプケーソンと呼ばれる油水分離装置を通し、水分のみを海洋放流
- 放流水は毎月サンプリングと専門業者による水質検査を実施し、放流水に適合していることを確認
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