石油根源岩分析
JAPEX技術研究所は、石油・天然ガスE&P(探鉱・開発・生産)に関するさまざまな試験分析を行っています。また、当技術研究所の設備や知見を活用した技術サービスを、社外に提供しています。
技術サービスで提供する調査・分析項目一覧やお問い合わせ先は、技術サービストップページを参照ください。
石油根源岩分析 概要
根源岩とは、石油・天然ガスを生み出す可能性のある岩石のことで、油ガス田の形成に必要不可欠です。そのため、根源岩の特性解明は、探鉱評価作業の精度を高める上で重要です。
根源岩は、地表で採取した岩石やカッティングスなどを使用して、元素分析計、ロックエバル分析装置、ビトリナイト反射率測定用顕微鏡などで分析し、有機物の量、有機物のタイプ、熟成度の3要素で評価します。得られたデータは、堆積盆評価や移動集積評価、試掘位置決定などに使用します。
ロックエバル熱分解分析装置
調査・分析項目
根源岩分析では主に、有機物の「量」「タイプ」「熟成度」を評価します。
- 有機炭素分析
- 根源岩試料を燃焼し、有機物の量を評価します。
- ロックエバル(パイロリシス)分析
- 根源岩試料を加熱し、有機物の量・タイプ・熟成度を評価します。
- ビトリナイト反射率測定
- ビトリナイトの反射率を測定し、有機物の熟成度を評価します。
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