ガス・原油 地化学分析
JAPEX技術研究所は、石油・天然ガスE&P(探鉱・開発・生産)に関するさまざまな試験分析を行っています。また、当技術研究所の設備や知見を活用した技術サービスを、社外に提供しています。
技術サービスで提供する調査・分析項目一覧やお問い合わせ先は、技術サービストップページを参照ください。
ガス・原油 地化学分析 概要
石油・天然ガス探査では、探鉱評価、貯留層開発、操業管理などで生じるさまざまなリスクを減らすため、地層流体(原油・天然ガス)の「地化学分析」が重要です。
地化学分析では、ガスの組成分析や炭素同位体分析、原油のバイオマーカー組成分析などで得たデータを活用し、根源岩が形成された環境・年代・熟成度の評価、貯留層の状態や連続性の評価、貯留層への油ガスの移動集積過程評価などを行うことができるため、油ガスの発見確率向上や開発計画時の重要データとして活用されます。
ガスクロマトグラフィー
調査・分析項目
地化学分析では主に石油・天然ガス成分の定性分析や、定量分析を行います。
- 一般ガス分析(O2、N2、CO2、C1-C6)
- ガスの成分を化合物ごとに分離して評価します。
- 炭素同位体組成分析(C1、C2、C3、C4、CO2)
- ガスの成分を化合物ごとに分離し、同位体を測定し評価します。
- 有機物抽出(根源岩・含油岩石試料)
- 根源岩に含まれる有機物を抽出します。
- 液体クロマトグラフィー(抽出性炭化水素)
- 原油や根源岩から抽出した成分を炭化水素タイプ別に分離します。
- バイオマーカー分析(ステラン、トリテルパン、イソプレノイドなど)
- 原油や根源岩抽出物の成分を化合物ごとに分離して評価します。
- ガソリン留分クロマトグラフィー(C5-C8)
- 原油のガソリン留分成分を化合物ごとに分離して評価します。
- 炭素同位体組成分析(抽出性炭化水素・ケロジェン試料)
- 根源岩抽出物 やケロジェン試料の同位体を測定し評価します
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